勝負所で必要なもの

昨日のサッカーA代表戦。

一言でいうと無難。
森保監督になって初の3バックを試したところをみるとまだ試行錯誤、オプションを増やしたい感じなんだと思う。
一方、選手も選手で大きなミスをしてしまうと次呼ばれなくなるからあまり一か八かの勝負はやりづらい感じ。
今日はそんな感じでミスをしなければいいや的な試合だったように思う。
あれじゃあなんにも生まれない。
かつてのワールドカップ南アフリカ大会の時の本田圭佑のように。
あの大会、勝負所をものにしてレギュラーの座を中村俊輔から奪いました。
サッカーに限らずなんでも勝負所というものがあって、関ヶ原の戦いとかでいうところのその時歴史が動いた的なシーンがそれ。
そういう一か八か、勝負所で感覚的に成功する確率が高くなくても行かなきゃいけないシーンがきます。
もちろん成功する確率が高くないもんだからそこで勝負しない選択肢もあります。
がそこで勝負しない人はそこで失敗する人と一緒でその人はそれまでの人。
一か八かの勝負で運良く成功を収めることができた人というのがそこからシンデレラボーイ的な成長を遂げる。
こういう危機的チャンスをものにできる人は本当に成長する。
ちなみに経験上、だいたい若手に多い。
中堅の人にこういう爆発的成長が少ないのはそれまでの経験から石橋を叩いて渡ってしまう確率が高いから。
若手はいかんせん経験が少ない分怖さを知らず、また失うものがないのでこういう勝負所を自分のものにしやすいのではないかと思う。
そしてここからが大事。
この低成功率で勝負に行けるかどうかというのはメンタルの部分が大きい。
咄嗟の判断で迷いなく勝負出来るかどうか?
反応の速度も大切だけどもそれよりもメンタルだと思う。
反応していても気持ちに迷いがあればそれは躊躇として失敗するからだ。
そしてそのメンタルを鍛えるのは日々の練習に他ならない。
練習はいくらやっても100%の自信にはならない。
けど失敗することの中から成功することでその自信を少しでもあげることができる。
勝負所での成功確率を20%から30%にあげることが大切。
そして最後は運。
こればかりはどんな努力をしても関係ない。
ただ努力をしないと運はまわってはこない。
最後は運が必要なんだけど運が良くても実力がなかったらそれはうまくいかない。
運が回ってきたときにうまくいくためにしっかりと準備していればいい。
これがうまくはまったときに人は急成長を遂げる。
今回の日本代表。
久保選手を筆頭に楽しみです。
はたして彼らはスターになれるのか?

帰還

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今日、湯浅さんから
帰国しました!
とラインが来たと思ったら今日からまさかの練習開始。
帰国した日に練習って。
僕はしたことないよー。
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今日からまた一歩一歩やってきましょう。
もうすでにスタートしてるところが本当すごい。
僕も負けないように頑張ります。

試合で負けた時、つい謝ってしまいませんか?

僕もついごめんって口走ってしまいます。

けどよくよく考えたら自分自身で悪いことしたわけでもなく、しいて言うなら期待を裏切ってごめんなさい的な感じなんだろうけど。

それでもごめんなさいではなくて、応援してくれてありがとうでいいと思う。

練習をしなかったり、体調管理がうまくいかなかったり、試合中に心が折れたり、相手だけじゃなく自分に負けたと思ったんならそれは謝

ってもいいかもしれない。

いや、むしろ謝ってもらいたい。

けど自分自身ができることを最大限努力して、その上での結果ならそれは謝る必要なんかはない。

胸を張って頑張ったけどダメでした!応援ありがとうございました!また頑張ります!でいいと思う。

ちなみにそういう選手の場合、どちらかといえば僕が謝りたい気持ちになる。

もっと何かできることがあったんではないか?

アメリカまでついて行ってあげられたら?

もっとサポートしてあげられたら?

そんな気持ちで申し訳なくなる。

だから選手のありがとうございました!は次はもっともっとサポート頑張らないといけないという気持ちになって前を向いていける。

試合に出続けてる限り『次』があるんだから。

お疲れ様でした!

世界柔術は残念ながら決勝でマイサ バストス選手にアドバンテージ一つの差で負けて準優勝でした。

湯浅麗歌子を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
5連覇という夢は叶いませんでしたがそこへたどり着くまでの努力や成長は絶対にあったわけでそれは来週6月9日(日)TBS 23時〜の情熱大陸をご覧頂けたらと思います。
と番宣はこのくらいにして正直なところ少し安堵してます。
本人は悔しくて悔しくて泣きまくっているとは思いますが、この4年間を見てきた者としては残念な気持ちの反面、逆にやっと世界女王の称号が取れて肩の荷が下りたんじゃないかと。
三連覇くらいからまわりも勝って当然、相手が弱いんじゃない?的な空気もあったのも事実です。
世界柔術は男子も女子も、軽い階級も重い階級も普通に勝つことが難しい大会です。
青帯以上から出場することは誰でも出来ます。
近年黒帯は出場ポイントが必要となりさらに今年からは条件が厳しくなっています。
それでもたしかに弱い選手もいるかもしません。
こんな弱い自分だって紫帯時代から黒帯まで9回挑戦しました。
が、どんなに弱い選手であっても上位に噛み付いてやろうと死にものぐるいで練習して出場してくるのが世界柔術だと僕は思っています。
なんとかしてメダルを取りたかったけど取れなかった大会。
心の師匠は命をかけて表彰台の一番上を目指し散っていきました。
世界柔術はまさに柔術界のエベレストなんです。
だからこそ、そんな過酷な世界でここまで勝ち続けた湯浅麗歌子が見た光景とは凡人の自分には見えませんし、3位だった佐々にも見えません。
さらにはより強い人と試合するために慣れないMMAにチャレンジしようとした次期もありました。
結局出場しなかったこともあり以来アンチも増え嫌がらメールが来たりと。
そんな環境の中、これまで頑張ってきたことは本当にリスペクトします。
だからこそ帰国したら彼女にはお疲れ様という声を掛けてあげたい。
と同時にまた闘いがはじまる。
本人には伝えましたが、湯浅麗歌子ってすごいねーって本当に思われるのはこの敗戦のあとこれをバネにしていけるのかどうかだと思う。
これからはテレビにも出ちゃうし、応援してくれる人が増える分、アンチも増えるわけで。
こればかりは有名税だから仕方ない。
それでも彼女なら乗り越えていけるって思うから僕はこれからも期待して応援していきたいと思います。
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なのでまた練習の日々ですね。
そんなわけでメガネ男子は募集していませんので悪しからず 笑笑

情熱大陸に上陸します!

初戦一本勝ち、明日の決勝をマイサバストスと対戦がきまりました。

柔術世界選手権五連覇に挑む湯浅麗歌子。
そんな彼女がなんと!なんと!TBS 情熱大陸 に出演します!!!
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彼女は世界選手権に全てをかけてやってきました。
大袈裟じゃなく。
普通の女子ならもっと楽しい生活をしててもいいだろうに。
自分の夢とはいえ過酷な道を自らの意志で歩いてきました。
数時間後の決勝戦の結果はどうなるかはわかりません。
あんなに頑張ったんだから優勝させてあげたい。
けど、勝負は紙一重。
勝つものがいれば負けるものがいる。
世界柔術はそんな紙一重の世界。
ただひとつ言えることはここまでやってきてここが終着点ではないわけです。
勝っても負けてもやってきたことに誇りを持ってほしいと思ってます。
自分の夢、なりたい自分に向かう姿が本当の湯浅麗歌子なんだということを知ってもらえたらと思います。
番組の内容はまだ知りませんが、この世界選手権までの間、彼女が歩んだ道を少しでも皆さんにご覧いただけたらと思います。
世界選手権決勝はもちろん、今後の湯浅麗歌子も応援してあげてください。
放送は来週、69()23時です。
69日は湯浅麗歌子セミナーを受けて夜はお酒を飲みながら情熱大陸をご覧ください!
よろしくお願いします!

湯浅麗歌子、初戦突破

世界柔術に出場している湯浅麗歌子は初戦を三角腕十字で極めて明日の決勝に駒を進めました。

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相手は予想通りの新鋭マイサ バストス選手。
ルースターでは過去最強かもしれません。
決勝は明日朝。
応援よろしくお願いします!

この後、越後さん&湯浅さん登場!

世界柔術、現地時間でこれからKUNOICHIメンバーの越後伊織選手と湯浅麗歌子選手が登場。

越後選手、今年は悲願の優勝を目指します。
五連覇がかかる湯浅選手は今日は初戦、勝てば明日の決勝に駒を進められます。
ふたりともまずは初戦が大切。
日本から応援よろしくお願いします!
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ふたりともこの一年、今日のために頑張ってきました。
他の大会はいざ知らず、この世界柔術は僕にとっては特別な大会です。

僕の尊敬する柔術家はこの大会に文字通り命をかけて挑みました。

そういう大会です。
レベルが高いのは当たり前。
いや、むしろレベルが高いだけではありません。
世界柔術のために出場する選手は全てをかけて挑んでくる、そう、プライドをかけた大会だと思います。
だから中途半端な気持ちで挑むならやらない方がいい。

それでも挑戦するこのふたりの生き様を応援してあげてもらいたいと思います!

世界柔術の思い出2008 その2

負けた直後に大泣きしていたら今は亡き心の師匠である吉岡大さんに「澤田さん、澤田さん、今、澤田さんが試合してたのって誰か知ってます?ダニエルベレーザって言って世界2位でヒカジーニョとアドバンテージ一つの差の人ですよ」って。

なんかめちゃくちゃべた褒めしてくれたんだけどその時は僕の中ではそんなのどーでもよくって、でも涙が止まらなかった。
今にして思えばあの吉岡さんが褒めてくれたのに。笑

僕がトイレで号泣してる間に吉岡さんはベスト4進出。
その後に「澤田さんの試合みて勇気をもらいました。次はセコンドついてください!」と言われて仕事しなきゃと思いやっと泣き止みました。
次の準決勝では逆転勝ちしてくれた。
この時も僕の試合を思い出して苦しい時に心が折れなかったと言ってくれて自分は悲しい気持ちを忘れられたのを覚えています。
それから海外では吉岡さんのセコンドをするようになるんですが。
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あのダニエルベレーザ戦が自分の中の転機になったと思う。
世界柔術優勝者を育てられてもう充分と思ったところで守山さんが亡くなって、そしたら吉岡さんに認めてもらって、自分自身で世界柔術のメダルを目指そうと思ってまた歩き出せた。
そんな大会でした。
その後、ふたたび世界柔術のメダルリーチのチャンスがあるんですがそれはまた後日。

世界柔術の思い出2008

2004年から2014年の湯浅さんが茶帯で優勝するまでずっと挑み続けていた世界柔術。

(2011年と12年は父の病気で参戦せず。)

その思い出を。
忘れられないのが2008年大会。
当時のブログからその様子をご覧いただけたらと思います。
(カッコ内)は捕捉です。

6/5よりアメリカ・ロサンゼルスのロングビーチで行われたブラジリアン柔術世界選手権、通称ムンジアルに参加してました。
僕にとって今回のムンジアルは特別なものになるはずでした。

黒帯になってはじめてのムンジアル。 
川越(パラエストラ川越)から若大将(松本義彦・現カルペディエム)をつれてのムンジアル。 

僕はこの大会を最後にもう海外は、アダルトの試合はいいかなと思っていました。

初日、若大将・松本が4試合をオール一本勝ちという快挙で世界一!!
もうすでに感無量。
川越から世界チャンピオンを生むという『夢』をいきなり松本が叶えてくれた。

世界というレベルは出場したもののみしかわからない。

世界で勝つということがいかに難しいか。
だから彼は勝つべくして勝ったのではなく、努力が実を結んだ結果だと思う。
軽々しく勝つと思ってたとかは言ってほしくない。

ここへくるまで彼もいろいろと悩んだと思う。


さらに自分もいろいろと悩ませた。
よくこんな自分についてきてくれたと思う。

だからそんな松本にすこしでも自分ができることを精一杯やって応えたいと思いました。
できることをやって燃え尽きたいなと・・・。

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(自分の試合。相手はあとで知ったんだけどブラジレイロチャンピオン。写真は橋本欽也さん。)
1回戦シードでの2回戦。 
試合まえに中塚くん(中塚靖人・現リバーサルジムMeWe)が何か言おうとしたのを後でと流した。 
そして試合。
いきなり合わされ2点。さらに3度パスされ、ポイントで11点差をつけられて残り20秒弱。 
若大将の声が聞こえて奮起の逆転三角絞めの一本勝ちで最終日に駒を進めることが出来た。 
応援してくれたみんなのおかげだな~と感謝。

が、ホテルでメールを開いたときに中塚くんが何か言おうとしたのかがわかった。
それは和術時代の恩師・守山さんの訃報でした。 

僕は途中で柔術に鞍替えしてしまったけどいまでもこの言葉を胸にやってきたつもりでした。 

『どんなに苦しくても最後までがんばれば必ずいいことがある。絶対にチャンスは訪れるからがんばれ。』 

和術慧舟会をやめたあともつらいときはこの言葉がずっと僕を励ましてくれていました。 

そんな守山さんはもういない。 
僕は辞めたあと、きちんと話とかしていない。 
相談もしないで辞めちゃったから。 
親不幸もんだ。 

そんなこと考えたらもう涙が止まらなかった。

川越では守山さんに教えてもらったことを伝えて行こうとおもってやってきた。 
がんばればいいことがあるんだよと伝えていきたかった。 

そしてそんな川越から世界チャンピオンを生めたのに。 
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日のケージ(WK主催のケージ大会、メインは星野勇二vsアントニオカルバーニョ)で自慢しにいってやろうと思ってたのに。 

昨日の試合の奇跡は守山さんが助けてくれたんじゃないのか?

だから準々決勝の試合、黒帯のベスト8だから厳しい試合だと思ったけど絶対に何があってもあきらめないでいこうと思った。 

それが今自分に出来る精一杯の恩返しだと思ったから。 

(翌日、迎えた準々決勝。)
試合はいきなり三角につかまる苦しい展開。
苦しかったけど絶対ギブアップはしたくなかった。
ギブアップしたら・・・。

結果は10分粘って負けた。

ぼくは最後まであきらめないで出来た。 
たぶん最初の試合も負けた試合も守山さんがまもってくれていたから僅差だったんだと思う。
ただ自分にもう少し力があれば守山さんに応えることが出来たのに・・・。
でもちゃんと見守ってくれたんだなって。

そう思うと試合がおわったとたん涙が止まらなかった。

今の自分があるのは間違いなく守山さんのおかげ。 
これから自分にできる恩返しをしていかなきゃ。 

ありがとうございました。 
でも僕の気持ちの中で生きてるからさよならは言いません。 
そしてもう泣きません。 

で一夜明け・・・。
というか帰国中の飛行機で考えていたんですが、今回の結果は全て守山さんのおかげなので・・・逆転一本はなし。

神がついた澤田真琴は逆転一本(勝ち)しましたが、澤田単品は0-11の判定負けです。

なので最後は自分の力で終わりたいのでもう少しだけがんばってムンジアルを目指そうと思います。

ありがとうございます。

という感じでした。つづく